JAいしのまきは4月9日、河南支店で水稲乾田直播栽培講習会を開きました。コロナウイルス感染予防として参加者全員のマスクの着用を義務付け、講習会中は常に換気を行い、座る際は一人分開けて座るなど万全の対策の下行われました。管内の生産者や関係者43人が参加し、主要体系になりつつある直播栽培についての施肥・播種のポイントや雑草への対応方法などを学びました。
同講習会では農研機構東北農業研究センター生産基盤研究領域栽培技術グループの木村秀也グループ長ら3人を講師に招きました。木村グループ長は播種床づくりや施肥・播種のポイントなどを説明しました。「乾田直播では代かきを行わない。播種後の乾田時期には降水量や気温による溶出への影響を考慮し、追肥の要否を判断する」と話しました。
その他にも、米穀販売情勢や雑草の防除などについての説明がありました。
JAは今後も農業法人のみならず組合員を対象とした研修会などを通じて、農家をサポートしていきます。