JAいしのまき

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今が旬 葉せり最盛期/高品質で香り高い石巻地域特有の産物

 

 JAいしのまきセリ部会が栽培する葉せりが最盛期を迎えています。今年は部会員10人が90㌃で栽培。5月中旬までに17㌧を㈱石巻青果や道の駅「上品の郷」に出荷します。  

 石巻市飯野川地区の髙橋正夫さんは10㌃で栽培。4月17日から収穫・出荷を始めました。昨年10月の台風19号により圃場(ほじょう)に山の土が流れてきました。その影響で収穫する際にせりに泥がいつもより多くつくので、泥を落とすために今年は圃場に水を張ったまま収穫を行っています。「今年は気候に恵まれ例年通り高品質で香り高いせりに育った。鹿などの食害をネットなどで防ぎながら出荷量を確保していきたい」と話します。

葉せりを収穫する髙橋泉(娘・㊨)さんら

 髙橋さんはセリ部会の部会長で、2018年7月に伝統的な栽培方法を守り、河北地区の伝統野菜である「河北せり」のブランド化を目指し設立された「河北せり振興協議会」の会長も務めています。

緻密な作業で規格通りに選別する従業員

 早朝から収穫し、自宅で丁寧に選別・洗浄・結束・箱詰め作業を行い、夕方にJA集荷場へ出荷。その日のうちに地元青果市場へ運ばれ、翌朝には新鮮な葉せりが店頭に並びます。作業は家族総出で行い、選別作業は地元の人を雇用しています。髙橋さんは1日約40~50㌜(1㌜20束入り)を出荷します。

 葉せりは、柔らかく香りが良いクセの少ない石巻地域の品種「飯野川在来」限定で出荷しています。寒さに弱い品種で極寒期に一度冬枯れし、春の温かさで出てきた新芽を収穫します。葉が柔らかいため、長期距離輸送には向かず、約1か月間の短期間にのみ地元市場に出回る希少価値の高い食材となっています。

 今後も、同部会・協議会は「河北せり」の農産物として県内初となる地理的表示保護制度(GI)への登録を目指します。

 髙橋さんは「今が旬の葉せりの香り、柔らかさを味わってもらいたい。天ぷらや浅漬け、ゴマ油で炒めて混ぜご飯などさまざまな料理で楽しめます」と魅力をアピールします。

 

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