JAいしのまきは5月22日、東松島市立沼で、ブドウ栽培講習会を開き、ブドウの夏期管理について学びました。ブドウ生産者ら7人が参加し、講師に石巻農業普及センター先進技術第二班の小林雅文技術次長を招きました。
はじめに、開花時期に花穂の最下部が4㎝程度になる様に整形する方法を説明し、次に小林技術次長が実践しながら指導しました。
「種なしと果粒肥大を目的にジベレリン処理を2回する。タイミングがとても重要で、そのタイミングを見分けるのがとても難しいが、経験を積んで慣れていきましょう」と話します。他にも、主な害虫や病害が発生している葉を見つけた際はすぐに取り、ハウスから出すことも促しました。
参加者は、メモを取りながら真剣に講習を受け、「作業は大変だが、きれいに実った時の喜びは大きい。楽しみだ。」と話します。
同JAでは、年に2回の栽培講習会を開催し、生産者の技術向上及び収穫量の増大を目指します。また、JAでは直売所の出荷を通して、消費者に高品質のブドウを安定して供給できるよう、販売対策にも力を入れていきます。