JAいしのまきやもと切花生産組合は6月22日、菊の現地検討会を開き、生産者3人が参加しました。出荷最盛期であるお盆に向け病害虫対策など、今後の栽培方法を確認しました。
今年は例年に比べ、好天が続き、雨が不足しました。虫の発生による品質低下が懸念されていますが生育は概ね順調です。
講師に招いた石巻農業改良普及センターの小山かがみ技術主査は「気温上昇による葉焼けや病気に注意してほしい。また、アブラムシの大量発生が予想されるため、早めの防除を徹底してほしい」と指導していました。
切り花は、ほ場に適した土壌環境を整える土づくりや価格が安定した優良品種の選定と導入が最も重要で同組合では毎年、良品質生産を追求した栽培管理を徹底して行っています。
同組合の櫻井敬組合長は「お盆やお彼岸という短い期間のため、その時期までに生育をしっかり行い出荷していきたい」と意気込みを話しました。