JAいしのまきは7月3日、石巻農業情報センターで令和2年度農産物検査員技術確認会を開き、同JAの農産物検査員53人が鑑定技術の確認を行いました。これは、年に一度、検査員の鑑定技術の維持向上を目的に行われています。
検査員らは、水稲うるち玄米や普通小粒大麦、普通大豆などの等級の鑑定、水稲うるち玄米はひとめばれやササニシキなどの銘柄の鑑定も行いました。計70種類の鑑定試料が並べられ、形質や被害粒の程度などに注意し、1つ1つ慎重に鑑定し、見極めました。
同JAの営農部農産物検査課の西村浩子検査員は「生産者らに信頼される検査員の育成のためにも、鑑定技術の維持向上は不可欠。この機会に再確認し、今後の業務に活かしたい」と話しました。
JAでは今後も、年1回の技術確認会のほかに、鑑定眼の向上のために年5回以上、農産物検査員による鑑定会を実施すると共に研修会も随時行っていきます。