JAいしのまきやもととうもろこし生産組合は7月6日、東松島市の青果物集出荷センターで7月下旬の出荷最盛期に向け出荷査定会を開催しました。組合員20人が参加し、出荷規格と市場情勢等を確認し、現物査定を行いました。
今年の生育は5・6月に雨の日が少なく、水不足の影響で生育に遅れが出ましたが、品質・食味については、ともに良好。
㈱石巻青果の営業部第一グループ阿部智昭部長は「今後、気温が急激に上昇すると、実がしなびる原因となるので、その前に収穫するなどして、高品質なトウモロコシを出荷して頂きたい」とあいさつしました。
査定会では、同組合の菅原明副組合長が出荷規格等の説明を現物と共に行い、組合員一人一人が手に取り、確認しました。
同組合の西村栄一組合長は「出荷最盛期が近づいてきた。5・6月の水不足により例年より出荷が遅れてはいるが、最後まで力を抜かずに選別・調整等行い、美味しいやもととうもろこしを出荷していきたい」と話しました。
同組合では組合員24人が「ゴールドラッシュ」「味来」「ミルキースイーツ」の3品種を809㌃で栽培。8月末まで㈱石巻青果や㈱宮果などに出荷しています。今年度は数量1万5千㌜、目標販売金額1千522万円の達成を目指します。