JAいしのまきは7月7日、「萌えみのり」の現地検討会を開き、追肥による収量アップを目指し、関係者ら21人が参加しました。管内のほ場3カ所を巡回し、葉色や今後の追肥管理について確認しました。
今年は、4月下旬以降天候に恵まれ田植えは順調に進みましたが、5月中旬から気温が下がり、分げつに抑制がかかり、初期生育に遅れが生じました。5月下旬以降は高温が続き、茎数は平年並みまで回復し、目立った病害虫もなく生育はおおむね順調。
同品種は、病院の食堂や学校給食など業務用としての需要が高く、同JAでも4年前から取り組んでいます。
同日、「つきあかり」の現地検討会も行われ、同JA管内の2カ所のほ場を関係者ら11人が巡回し、生育状況と今後の管理を確認しました。
両品種とも、昨年度と比べ面積が拡大しています。「萌えみのり」は、昨年88㌶から101㌶と13㌶拡大、「つきあかり」は20㌶から23㌶となっています。これは、市場ニーズに応じて、多収穫米の取り組み拡大を進めたため面積が拡大。
JAでは今後も、需要に応じた作付け推進を進めると同時に栽培技術の早期確立に向けた取り組みに力を入れていきます。