JAいしのまき河北農産加工グループ連絡協議会は7月9日、大谷地支店で野菜の栽培講習会を開きました。会員20人が参加し、白菜の根こぶ病対策や秋蒔き野菜のポイントなどを学びました。
同協議会の三浦和枝会長は「梅雨に入り、病気等の問題も今後増えてくるかもしれない。今回の話をよく聞き、疑問に感じたことは質問し有意義な講習会にしましょう」とあいさつしました。
日産化学㈱仙台営業所の柄澤朗氏らを講師に迎え、防除が難しいといわれる根こぶ病の適した防除方法などを解説。「昨年の発生状況から、防除の方法を考えることが大切。土壌混和の際は、砕土を丁寧に行い、土壌水分が多い状態で行うと効果が変動しやすいため、土壌水分が20%以下で行うこと」と解説しました。
参加者からは、防除するタイミングの見分け方や白菜や大根などさまざまな野菜に関する質問が挙がり、活気のある講習会となりました。
同協議会は、1988年に発足。健康促進や地場産地消推進、野菜栽培技術の向上などを目的に講習会や料理教室を定期的に開催しています。