JAいしのまきでは7月7日、期限切れや残量が残った不要農薬の回収を6地区の営農センターで一斉に行いました。期限切れの農薬使用や不法投棄は法令等で禁止され、さらに土などに捨てた場合は、環境汚染につながることなどから、不要農薬を適切に処分するため、行政とJAでつくる石巻広域圏農業生産資材廃棄物適正処理推進協議会が毎年実施しています。
回収されたのは、52人の組合員が搬入した不要農薬2,156㎏で、営農担当者が品目ごとに確認し、重量を確認しました。
搬入した組合員は「農作業場を片付けていたら奥の方から昔の農薬が出てきて、処分に困っていたらJAで回収する案内が届いたので、とても助かった」と話します。
集められた不要農薬は、薬剤の形状や成分などで分別し、廃棄物処理業者に引き渡し適切に処分されます。JAでは、期限切れや不要となった農薬は簡単には処分できないため、毎年実施し、組合員に呼び掛けています。