
JAいしのまき桃生町ナス部会は7月22日、現地検討会を開き、部会員5人が桃生・矢本地区のほ場5カ所を巡回しました。出荷最盛期の8月上旬を前に病害虫の防除のタイミングや今後の管理方法について確認しました。
今年は日照不足による生育遅れが出ましたが、品質は良好。今後は、葉かきや病害虫防除などの作業と出荷の繁忙期を迎えます。
講師の㈱渡辺採種場 瀬峰研究農場育種課の山田智浩係長は「天候不順から急激に回復すると、ナスの生育も進むので、水や肥料管理が後手に回らないように心がけていただきたい。虫は増える前の予防を徹底して行い、高品質なナスを出荷していただきたい」などと呼びかけました。
同部会では「くろべえ」「あのみのり2号」を9人が65㌃で栽培。目標出荷量を36㌧に掲げ、市場ニーズに応えるため出荷作業に汗を流します。
今後も中間出荷検討会などの開催を予定しており、栽培管理に役立て、販売高増に努めていきます。