JAいしのまき花卉部会は7月28日、8月上旬の最盛期に向け出荷体制の再確認を行おうと、東松島市赤井の㈱石巻花卉園芸で菊の目揃い会を開き、部会員や関係機関から12人が参加しました。
今年は新型コロナウイルスの影響で全国的に葬式関係の規模縮小などの影響もあり、需要は例年と比べると減少傾向にあります。しかし、ベトナムやマレーシア産の輸入品が少なく、愛知産の出荷が進んでいることから、お盆時期の出荷ピーク時にはいしのまき産の需要が大幅に伸びると考えられています。長雨による日照不足の影響で徒長傾向にあるが、生育はおおむね順調。
同部会の佐藤勝彦部会長は「今年は新型コロナウイルスにより需要減少など大変な年だが、お盆には花と一緒にお墓参りをするという習慣を無くさないために、品質管理を徹底し、高品質な菊を出荷しましょう」と部会員を鼓舞しました。
同部会では、24人が主にガーベラや菊を栽培し、的確な管理と丁寧な出荷作業に取り組んでいます。