JAいしのまきは8月4日から同JA管内全6地区で順次、カメムシの一斉防除を開始しました。
桃生地区では、4日から18日の予定で無人ヘリコプターによるカメムシの一斉防除を実施。桃生地区管内の2年産米作付面積は1350ヘクタールで、そのうち1240ヘクタールを(有)高須賀農産をはじめとした県内4つの会社が散布を行いました。
カメムシは、稲の籾に口針を刺し吸汁することで米に黒変の被害を及ぼし斑点米をつくり、この斑点米が混入すると品質・等級の低下を招くことから適期防除が重要となります。カメムシ被害を最小限に抑えることで、高品質で良食味な米を生産が可能になります。
JAの稲作担当者は、「地区内で広域的に防除をすることで、より高い効果が期待できる。カメムシ被害を抑えて、より良い米を生産するため適期防除に努めたい」と話しました。