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令和3年産に向けて/基本技術と適期作業の重要性を呼びかけ

 転作部会は8月31日、JAいしのまき農業情報センターで令和3年産麦の栽培に向けて栽培講習会を開きました。部会員ら約26人が出席し、麦の販売情勢や令和3年産の栽培のポイントなどを確認しました。

 同部会の髙橋一部会長は「今後の課題を共有し、課題解決のための糸口になるよう全員で意見を出し合い、進めていきましょう」とあいさつしました。

令和3年産のポイントを説明する                               木村技師(中央)

 講師に石巻農業改良普及センターの木村友祐技師と他3人を迎えました。木村技師は令和2年産の生育概況や収量・品質を振り返り、今年度の反省点や傾向から令和3年産のポイントを説明しました。「昨年は台風の影響で播種が遅れたほ場が多く、収量減につながるケースも見られた。それを踏まえて、来年度は適期作業に努め、基本技術を順守することで、収量・品質の確保をしていきましょう」と話しました。

 今後も同部会では、収量と品質の確保を目指し、栽培講習会や現地検討会などを通じて、部会員全員で栽培のポイントや注意点等を共有し、課題解決に努めていきます。

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