やもとハウス園芸組合は9月2日、東松島市のやもと青果物集出荷センターで令和2年産抑制キュウリの出荷査定会を開きました。高品質なキュウリを出荷しようと組合員ら22人参加し、9月中旬の出荷最盛期に向け、一人一人がキュウリを手に取り、出荷規格を確認しました。
今年は梅雨明け以降の猛暑の影響で芯やけ等の、高温障害が見受けられたものの生育はおおむね順調。
同組合の大森静光副組合長が出荷規格表と照らし合わせながら、キュウリの長さや重さ、まがりなどの基準を説明しました。
今年度は生産者23人が3㌶で「はやか」「実多86」「四川Ⅱ」などを栽培。昨年より栽培面積が微減となるが、今期の目標を出荷量220㌧に掲げ、販売金額6600万円の確保を目指し、12月上旬まで出荷する予定です。
同組合の小野秀明組合長は「最盛期も目前に控えている。収穫・調整後は直射日光があたらないようにするなどの管理を徹底し、高品質なキュウリを出荷していきましょう」と話しました。
今後も同組合では、出荷品の定期検査を実施し、さらなる高品質・安定出荷に努めていきます。