JAいしのまきは9月5日、東松島市大曲のほ場でアグリチャレンジ農園栽培講習会を開き、石巻・東松島市の利用者約10人が参加しました。今年度6回目の講習会では、秋季に向けた作業の説明や展示ほ場での大根播種作業の実演などを行いました。
JA職員が講師となり、秋季の播種・定植の時期を資料と照らし合わせながら野菜ごとに説明。展示ほ場で行った大根の播種では「大根は点まきし、大きくなる品種は30㎝の間隔にまき坪を作ると効果的」と説明しました。
参加者らは夏野菜を収穫したり、草刈りや秋に育てる野菜の栽培方法を職員に相談したり、播種が終わっているほ場では水やりを行うなどを各々が秋野菜の準備を進めました。
参加者は「今年初めて参加したが、農園仲間やJA職員に教えてもらえるので、夏野菜はたくさん収穫できた。野菜をあげた知人からも大絶賛だった。秋も楽しく野菜を育てていきたい」と笑顔で話します。
この取り組みは地域農業やJAへの興味理解を深めてもらうことを目的に参加者へ畑を貸し出し、好きな野菜を栽培してもらい、より農業を身近に感じてもらおうと2016年度から始めました。
次回は10月3日に栽培講習会を開催する予定。