JAいしのまき

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適期の作業完了を呼び掛ける/今後の栽培管理を学ぶ

 宮城県東部地方振興事務所は、東部地域農業の活性化と農業所得の向上を目指し、JAいしのまきと協力してアスパラガスの導入・定着に取り組んでいます。9月2日、東松島市西矢本地区の㈱パスカファーム立沼で、アスパラガス栽培管理勉強会を開き、27人が参加しました。

生育状況について説明する松永氏(手前)

 講師にパイオニアエコサイエンス㈱園芸種子部東日本事業所の松永邦則氏を迎え、養分転流の時期と追肥・防除のタイミングなど今後の栽培管理について学びました。松永氏は「アスパラガスは平均気温15℃前後で最低気温10℃以下になるころから養分転流が始まる。秋寒期になると、気温の低下に伴い、萌芽量が減る。最低気温が10℃を下回ると、地上部が黄化し、地下部への養分転流量が急激に増加する。その時期は、過去3年を振り返ると10月中旬にあたる。株に肥料分が効いていると養分転流が損なわれるので、9月中旬までに追肥を終えるようにしましょう」と指導しました。

 また、近年は異常気象の発生が多いことから、台風や大雨の前後でそれぞれ病害防除の徹底するように呼び掛けました。

 アスパラガスは、一度定植すると10年以上収穫が可能であるが、定植2年目以降は病害虫対策が大きな課題となり、近年国内の作付け面積が減少傾向にあります。こうした状況の中、明治大学とパイオニアエコサイエンス(株)で共同開発された「採りっきり栽培Ⓡ」法は、株を毎年更新するので病害蔓延や障害のリスクが軽減されることから、同JA管内でも取り組む生産者が増えています。

 今後も県とJAは月に1回程度定期的に勉強会や現地検討会を開催し、その時期に適した管理や注意点を呼びかけていきます。また、アスパラガスを取り巻く外部環境を学びながら販売戦略を検討し、今後の販売力向上を目的とした、アスパラガス販売戦略会議を9月9日と10月20日に開く予定。

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