JAいしのまき河北蔬菜部会は9月5日、JA大谷地支店で野菜栽培講習会を開き、部会員17人が参加しました。参加者らは、これから播種するつぼみ菜の栽培方法などを学びました。
㈱渡辺採種場の服部弘之課長が、育苗から定植までの注意点や、冬期間の保温と換気について説明し、「1月は高値が付くが収量が伸びない時期。夜間の保温と日中の十分な換気で収量に差が出る」と指導しました。また、潅水と追肥の回数が2月~3月の収量を大きく左右すると助言しました。
昨年は台風19号の被害を受け冠水した圃場もあったため、畝を高くし、圃場周辺の排水対策整備を呼びかけました。
同部会の江田直治部会長は「昨年は暖冬、今年は9月になっても暑さが続いており、例年とは違う管理が必要になる。本日の講習を基に収量増につなげていただきたい」と話しました。
同部会のつぼみ菜栽培面積は110㌃で、18人が栽培。出荷目標を20㌧に掲げています。10月~3月にかけて収穫と出荷を行い、2月に最盛期を迎えます。11月上旬に現地検討会を行う予定です。