JAいしのまきは9月18日、令和2年産米の初検査を同JA管内の桃生地区と鳴瀬地区の2カ所で行いました。
今年は田植え後、低温が続き、梅雨明け以降は猛暑になるなど、その影響が心配されましたが未熟粒や乳白粒は少なく平年を上回る品質となりました。
桃生地区のJA桃生低温農業倉庫に「ひとめぼれ」「ササニシキ」「まなむすめ」約166㌧が持ち込まれました。農産物検査員が米の水分や形質などを確認し、全量1等と格付けされました。また、鳴瀬地区でも約129㌧が全量1等と幸先のいいスタートを切りました。
同JAの松川孝行組合長は「今年は品質・収量ともに例年以上を期待できる。集荷から荷受けまでの作業を無事に行うようお願いしたい」とあいさつしました。
生産者は「ここ数年で一番の出来かもしれない。刈り遅れが出ると、品質に影響が出るので、適期刈取りを徹底していきたい」と話しました。
JA管内の水稲作付面積は7500㌶で、全体の集荷目標を47万俵に掲げています。検査は10月末頃まで続く予定。