JAいしのまき稲作部会は10月13日、東松島市の㈱ぱるファーム大曲のほ場で初開催となるコンバイン実演会を行い、部会員46人が参加しました。
これは、最新技術を搭載したコンバインを実際に見て、体験することで、その有効性を確認するために行われました。
メーカー4社が参加し、各社は性能や特徴を説明しました。紹介されたコンバイン4機の中には、誰が使ってもロスを少なく収穫することができる業界初の自動ロス制御機能や品質・単価を自動で計測できる食味・収量センサーなどさまざまな機能が搭載されていました。それらの機能を実際に刈り取っている様子を見学しながら確認しました。
また、同JAからコンバインのセルフメンテナンスのポイントや農業者の労災保険の説明がありました。
その後、試乗が行われ、希望者は先ほどの実演で気になったメーカーのコンバインに担当オペレーターと共に搭乗し、操作方法や機能の種類などを教わりながら、実際に稲を刈り取りました。試乗体験者は「便利な機能が付いており、収穫作業が効率的に行えると感じた」と好印象でした。
今後も同部会では、現地検討会や栽培講習会などを定期的に開催し、品質・収量安定に向け生産技術の高位水準化を図っていきます。