JAいしのまきやもとほうれん草生産組合は10月15日、ちぢみホウレンソウの現地検討会を開き、組合員15人が参加しました。東松島市赤井地区と小松地区の圃場2カ所を巡回し、11月中旬から始まる収穫を目前に生育状況や今後の管理方法を確認しました。
講師を務めたトキタ種苗㈱の吉田昌美室長は「今年は全国的に虫の発生が多くなっており、初期防除が今後の生育のカギを握る。組合で防除を徹底し、高品質なホウレンソウを出荷していただきたい」と話しました。
昨年は台風の影響を受け、出荷量51㌧に留まりました。今年は、台風等の影響は無く、おおむね良好。しかし、一部のほ場で根腐れによる欠株が発生しているため、中耕と酸素供給剤による発根を促すよう呼びかけました。
同組合では33名がちぢみほうれん草の作付を行っており、作付面積は昨年より94㌃増えて10㌶となり、目標出荷数量は100㌧を目指します。11月中旬から出荷を予定しており、12月上旬から最盛期となる見込みです。