JAいしのまきやもと蔬菜組合は10月19日、やもと青果物集出荷センターで出荷査定会を開きました。同月下旬の出荷開始を前に、今年度から始まる新たな出荷規格を確認し、高品質なハクサイの出荷を目指して組合員6人が参加しました。
今年度より、実需者ニーズに対応するため、伝統種「松島純2号」の出荷規格を大・中・小の三段階とした新規格を設け、さらなる消費拡大と認知度の向上を図っていきます。
同組合の遠藤淳一組合長が出荷規格表と照らし合わせながら、新規格の説明や出荷時の注意点などを説明し、組合員はハクサイを手に取って確認しました。
今年は、定植時期に暑さと干ばつが厳しい状況であったが、その後は、暑さも和らぎ、適度な降雨もあり、順調に生育したため、安定した出荷が期待されます。
今年度は生産者9人が伝統種「松島純2号」155㌃、慣行種「秋の祭典・黄愛」100㌃の計255㌃で栽培しており、目標出荷量128㌧の達成を目指します。出荷ピークは11月中旬頃で、全農みやぎを通じて県内の量販店と加工会社へ出荷されます。