石巻三輪田の上品山牧場で10月30日、126日間の放牧期間を終えた繁殖雌牛(黒毛和牛種)27頭が畜産農家のもとに戻りました。
石巻市の河北・河南・桃生地区から畜産農家14戸36頭が6月26日から入牧。9頭が出産などのため、すでに途中退牧し、この日は27頭が元気な姿で里帰りしました。
畜産農家は「放牧させた期間、作業負担が軽減されたので、他のことに取り組めた。牛たちも広い土地でのびのび過ごし幸せそうだ」と笑顔で話します。
放牧は畜産農家の経費や労力軽減を目的に毎年行っています。また、日光浴や自由に運動することで、余分な脂肪が落ち、足腰が強くなり健康増進やストレス解消になり受胎率の向上を図ることができます。