JAいしのまき

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乾燥対策功を奏する/高品質なレタスの安定した出荷を目指す

生育状況を確認する参加者

 JAいしのまき河北蔬菜部会は10月28日、11月下旬から始まる収穫・出荷に向けて、レタスの現地検討会を開きました。生産者や関係者8人が参加し、河北・北上地区のほ場4カ所を巡回して生育状況を確認しました。

 講師に迎えた石巻農業改良普及センターの宍戸修技術次長は「球を持つ前の外葉展開期は暴れない程度に外葉を大きく伸ばすことがポイント。ほ場が極端に乾燥している場合は株元から葉が立ち上がるので、球を持つ前までは適度に灌水し、ハウス内を高温にしないことが大切」と定植後の管理ついて説明しました。

 今年は、日中の温度が高めに移行したため、一部のほ場で害虫や徒長の発生が見られるが、乾燥対策を徹底して行っているため、生育はおおむね良好。今後も乾燥対策や病害虫防除を徹底して行っていきます。

 同部会のレタス生産者は3法人と1人が「ミッション」や「テンション」を30㌃で栽培。収穫・出荷が11月下旬から2月末までで、最盛期は12月中旬頃迎える見込み。目標出荷量8㌧の達成を目指し、適期作業に努めて品質の高いレタスの安定した出荷を行っていきます。

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