JAいしのまき桃生町ほうれんそう部会は、今年度初の現地検討会を11月2日に開きました。例年は春から夏にかけて現地検討会や目揃え会などを数回開き、栽培指導や会員との意見交換などを行う予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていました。
検討会は生産者11人が参加し、桃生地区の3箇所の圃場を巡回しました。講師は㈱水沢種苗店の續(つづき)利徳課長とタキイ種苗㈱東北支店の遠藤和秀氏を招き、灌水の量や時期、病害虫への対策方法などの注意点について指導を受けました。生産者は講師の説明を熱心に聞き、生育状況を見ながら今後改善すべきことを質問しました。
遠藤氏は「発芽や生育は順調である。収量や生育を良くするためには灌水管理を徹底して行ってほしい。時期に合わせた品種を使い分けることも重要だ」と話しました。
同部会では、コロナの影響で従来のような検討会の開催などは困難な状況ですが、安定したホウレンソウの栽培に努めていきます。