JAいしのまき女性部矢本地区と笑菜会(フレッシュミズ)は11月6日、東松島市矢本中央幼稚園で園児33人に東松島産の食材を使ったカレーを振る舞いました。
地域の食材を食べてもらい、そのおいしさや食の大切さを伝えることを目的に10年以上も続く恒例の行事になっています。
今年はコロナの影響もあり開催が危ぶまれるなか、幼稚園からたっての願いで実施に至りました。感染防止策として密を避けるため広々とした園庭にテーブルを置き、青空の下での初めての開催となりました。
同園の亀山一子園長は「子どもたちには野菜を作ってくれた人たちを目の前にして食べることで、作り手の気持ちや食事の大切さを感じてほしい。とっても良い行事を工夫しながら今年も行うことができてよかった」と話します。
カレーを目の前に「いただきます」の大きな挨拶とともに子どもたちは笑顔を見せながらほおばりました。外でのご飯ということもあり「ピクニックみたいで楽しい」「ワクワクする」と、いつもとは違う景色と部員の愛情がいっぱい詰まったカレーに、ほとんどの子どもたちが何杯もおかわりしていました。
同地区の最上とよの部長は、「女性部の活動も自粛している中、幼稚園の協力があり実施できたことはほんとうにうれしい。子どもたちもとても喜んでくれてよかった」と話します。
カレーを食べた後は、食に関する大型絵本の読み聞かせを行いました。
同部では、今後もカレーの振る舞いを通して、子どもたちへ食育活動を積極的に行っていきます。