JAいしのまき青年部とさつまいも生産組合が合同で11月29日、石巻農業情報センター敷地内で「男の料理教室」を開きました。地域住民約40人に同組合が栽培したサツマイモ「紅はるか」と地元産の野菜を使い、サツマイモがたっぷり入った具沢山の芋煮やサツマイモご飯の2品を振舞いました。
この企画は同組合の構成メンバーの大半が青年部員のため、合同での活動が実現。今年度から同組合が発足し、栽培を始めたサツマイモのPRや地域の子どもたちへ食の大切さを伝えるために実現されました。
主催者らは子どもたちにサツマイモのおいしさを知ってもらおうと協力しながら、腕によりをかけて料理を作りました。子供たちが会場に到着すると、「いい匂いがする」「早く食べたい」など待ちきれない様子でした。「いただきます」の合図で食べ始めると会場は「おいしい」と笑顔で包まれました。
同部の鈴木貴郎委員長は「子どもたちの笑顔を見れてよかった。来年はさつまいも生産組合と『収穫祭』などを行い、より多くの人に食の魅力を発信していきたい」と話しました。
自宅でもサツマイモの豊かな風味を味わってもらおうと、お土産に同組合が栽培するサツマイモを袋一杯に持ち帰ってもらいました。