JAいしのまきやもといちご生産組合は12月8日、東松島市小松のやもと青果物集出荷センターで出荷査定会を開きました。12月中旬から始まる業務用出荷と12月下旬から2月中旬に迎える需要最盛期に向け、出荷規格や今後の管理方法を確認し、品質の向上と統一を図ることを目的に組合員15人が参加しました。
今年は一部のほ場で病害虫の発生が見られましたが、生育に大きな問題はなく順調に生育し、11月17日から出荷が始まっています。
同組合の齋藤大樹組合長を中心に現物を用いてパッケージごとの詰め方を1つ1つ丁寧に確認し、異物混入や粒ぞろいの良いパック詰めに努めるよう呼びかけがありました。
齋藤組合長は「クリスマスや年末年始などイチゴ需要が高まる時期に差し掛かる。今まで以上に適期作業を意識し、体調管理に努め安心で高品質なイチゴを出荷していこう」と話しました。
同組合は今年、7人が「とちおとめ」や「紅ほっぺ」を約163㌃で栽培。目標出荷量81.5㌧を目指し6月中旬までの出荷作業に汗を流します。