JAいしのまきミニトマト部会河北北上支部は1月8日、JA大谷地支店でミニトマト栽培講習会を開き、部会員10人が参加しました。定植に向けて栽培の注意点や有効な資材について学びました。
同支部の佐藤良寿支部長は「今年もコロナで大変な年になると思うが、変わらず高品質なもの作りに励んでいきましょう」とあいさつしました。
講師の㈱水沢種苗店の本田和彦常務はあらかじめ検査していた部会員の土壌診断結果の傾向から考えられる課題とその対応方法を解説。その後、温度管理や裂果対策などの注意点を説明しました。「仮植後はトンネルを作り、内側には不織布等をかけ、水滴などが苗に落ちるのを防ぎ、疫病予防を行うことが大切」と話しました。
その後、農薬の適正な使用について説明がありました。防除する際は、必ずラベルを確認し、ミニトマトとトマトの登録の違いに注意すること、ハウスを閉めるなど、ほかの農産物への飛散を防ぎ、使用後は散布器具をしっかり洗浄することを呼びかけました。
同部会は昨年部会員12人が140㌃で栽培。目標出荷量30㌧の達成を目指し、適期の作業を徹底して取り組んでいます。