みやぎ生活協同組合は1月25日、石巻市あゆみ野の蛇田店でめぐみ野ミニ交流会を開きました。組合員6人が参加し、生協で販売されている「めぐみ野商品」について理解を深めました。
毎年、多くの生産者と消費者を招き、交流を通じて相互理解を目的に開催していましたが、コロナ禍で3密を避ける観点から、人数制限を設けるなど規模縮小しての開催となりました。
実践報告ではイチゴやキュウリ、セリを担当するJAいしのまきの職員2人と志津川湾産カキ生産者、㈱石巻青果ら計6人がそれぞれ昨年度の取り組みや栽培方法、おすすめの食べ方などを紹介しました。
JA職員は「『めぐみ野』キュウリは出荷規格を簡素化して、収穫後は畑でそのまま箱詰めしているので痛み等を軽減でき、鮮度も良好なまま店頭に並べている」と説明。他にも、昨年12月に農林水産省の定める、地域の農林水産物や食品の名称を保護する地理的表示(GI)保護制度に追加された「河北せり」を参加者にプレゼントし、根の処理の仕方などを教えました。
その後、めぐみ野商品が当たる抽選会が行われ、景品にはイチゴや生カキ、牛乳など10種類以上のめぐみ野商品が並びました。