JAいしのまき加工業務用野菜生産部会は2月10日、東松島市洲崎・東名地区の農事組合法人「奥松島グリーンファーム」で現地検討会を行い、部会員8人が参加しました。
同法人では水稲育苗ハウス20㌃を活用し、加工用キャベツを栽培しています。検討会では、キャベツをハウスで栽培する際のポイントや露地栽培との明確な違いなどを中心に、㈱渡辺採種場研究部の佐々木秀一さんから説明がありました。佐々木さんは「ハウスで栽培する際は、必ず換気をすること。特に生育後半の玉が形成し始めたころは、温度が上がらないように調節することが重要」と話しました。
同日、第12回通常総会が行われ、役員改選を含む計4議案を協議し、すべて可決されました。部会長に(農)水沼ファームの中沢清志さん、副部会長に(農)奥松島グリーンファームの菊池照夫さんが新たに就任しました。
同部会はJA管内の7組織が160㌃でキャベツを栽培。昨年は156㌧を出荷しました。今後も部会員同士で連帯強化を図り、情勢を鑑みながら現地検討会や市場調査・栽培調査などを積極的に取り組み、生産組織・関係機関並びにJAが一体となって活動を展開していきます。
ハウス栽培のノウハウを学ぶ/新役員が通常総会で決まる
2021.02.15