JAいしのまき女性部矢本地区は2月12日、東松島市にある任意組織「だんらんかぞく」に、米や野菜、加工食品など20種類、全330点を寄付しました。
これは新型コロナウイルスで同地区の活動が自粛している今だからこそできる取り組みはないかと考え、みんなが笑顔で楽しく生活してもらうために、地域で困っている人を食で支え合おうと「食品おすそわけプロジェクト」と銘打ってフードドライブを企画。チラシを作成し、部員が地域で声をかけ、10日ほどの短い募集期間でしたが、多くの〝おすそわけ〟品が集まりました。
同地区の最上とよの部長は「これほど多くの〝おすそわけ〟が届くとは思ってもおらずとても驚いた。この食材を有効に使っていただけると思うとやりがいになる」と話しました。
同地区が寄付した「だんらんかぞく」は、子ども食堂の開催や一人暮らしの高齢者に弁当を配布するなど、さまざまな活動を展開しています。コロナ化で食堂の規模は30人前後に縮小したものの、以前までは1度に120人前後の子どもたちを受け入れていました。
だんらんかぞく代表の昆野美津子会長は「今回の申し出にとても感謝している。困っている方への支えとして、皆さんからいただいた食材を大切に使わせていただきたい」と話しました。
同地区ではおすそわけの精神を大切に、今後も引き続き活動を展開していく予定です。
食品をおすそわけ!/女性部がフードドライブに初挑戦
2021.02.16