
株式会社ぱるファーム大曲は従業員教育の一環として、2月24日、東松島市大曲にある同社トマト施設内に特設会場を設け、社内勉強会を開催しました。講師にJAいしのまきの葬祭担当職員と金融担当職員を招き、従業員22人が人生設計の仕方を学びました。
同社の熱海修市常務は「会社として、従業員には農業を学ばせるだけではなく、一人の人として成長してほしいと思っている。この研修が少しでも従業員にとって有益になればうれしい」と話します。
同社は、高校卒業後入社の若い世代から50代まで幅広い年代が活躍しています。福利厚生や労働条件などの雇用体制の整備しているほか、積極的に声を掛けコミュニケーションを活発にするなど、若者でも安心して働ける環境づくりに努めています。今後も従業員教育の一環として、引き続き研修会などを開く方針です。
株式会社ぱるファーム大曲は、震災後、農地復旧を兼ねた圃場整備事業の実施にあわせ、農業生産基盤を再生すべく、平成24年に設立。水稲75ヘクタール、大豆は28ヘクタール、麦10ヘクタール、トマト50アールなどを手掛け、地域農業を担っています。