JAいしのまきは3月5日、本店で令和2年度農業振興支援対策事業における新規就農者支援交付式を行い、同支援を受けた3人の新規就農者にJA商品券20万円分を贈りました。
新規就農者支援対策は、同JAが独自に行う農業振興支援対策事業で令和2年度から新たに加わったもの。農業以外の仕事に従事していたまたは就学していた人で、新たに就農し、親元就農者、独立自営で農業を営む人が対象です。同支援を受けたのは河北地区で畜産経営をする髙橋正紀さん、河南地区で父親と水稲、大豆を作付経営する伊藤大海さん、鳴瀬地区で畜産経営をする三浦牧恵さんの3人。
同JAの山﨑和明営農・経済担当常務理事は「地域農業の活性化において新たに農業を始めるみなさんは非常に重要な人材です。JAとしても可能な限り支援します。どんなことでもご相談ください」とあいさつした後、JA商品券を一人一人に手渡しました。
髙橋さんは「牛も人と同じように一頭一頭性格があり、個性があって面白い」と話しました。伊藤さんは「父親から学ぶことが多く、目標でもある父に一日でも早く近づきたい」と語りました。
また、3人には支援を受けるにあたって、将来の農業経営又は農業従事形態の構想と経営規模拡大の目標を設定してもらいました。三浦さんは「農業を楽しみながら、自分が設定した目標を達成するため、惜しまず努力していきたい」と意気込みました。
同JAは農家の所得増大や担い手の確保などを後押しするため、さまざまなことに取り組み、地域農業の発展に貢献していく考えです。