石巻市きゅうり生産組合は4月9日、石巻市蛇田のJAいしのまき青果物集荷場で令和3年産促成キュウリの出荷査定会を開きました。4月中旬から5月中旬までの出荷最盛期に向け、高品質なキュウリを出荷するため、12人の生産者が集まり、キュウリを手に取りながら出荷規格を確認しました。
1月の定植初期から低温で例年よりも1週間ほど生育が遅れましたが、2月に入り徐々に回復し、現在の生育は順調です。
同JA職員が出荷規格表と照らし合わせながら、キュウリの長さや重さ、まがりなどを説明しました。組合員同士でキュウリを手に取り、質問を交えながら規格を確認し合いました。また、色の濃さや形について、箱ごとにそろえてほしいと呼びかけました。
同組合の山口良彦組合長は「皆で目線を同じくし、出荷規格を統一することで、高品質な物を出荷していきたい」と話しました。
今年度は組合員24人が約3.5㌶で促成キュウリを栽培しています。出荷量365㌧を目指し、7月上旬まで出荷を行う予定です。