JAいしのまきミニトマト部会河北・北上支部は4月19日、現地検討会を開きました。同支部の佐藤良寿支部長とJA職員らが、部会員のほ場11カ所を巡回し、生育状況や今後の栽培のポイント、注意点などを確認しました。
現在は育苗と定植直後の段階であり、現時点で病害虫などの被害はなく、生育は概ね良好です。
㈱水沢種苗店の本田和彦常務取締役は、「朝晩の気温が8℃以下になるようなら被覆をすること。日中はハウス内の温度が上がりすぎないよう十分な換気をして、灰カビの発生を防いでほしい」と話しました。他にも、側芽の除去は樹にストレスがかからないように、一度に行うのは2本までにするよう呼びかけました。
また、石巻農業改良普及センターの鈴木香深技師は「ハウスの周りにタンポポなどの花があると虫が寄ってきやすくなる。虫を媒体に病気にかかる恐れがあるため、環境整備をするように」と指導しました。
今年度は部会員11人とその他管内の生産者2人が合計140㌃で栽培を行い、出荷目標30㌧の達成を目指します。