JAいしのまきやもと長葱生産組合は4月21日、矢本青果物集出荷センターで、春ネギの「羽緑一本太葱」という品種の出荷目揃い会を開きました。組合員20人が参加し、現物査定をしながら出荷規格を確認しました。
4月から気温の高い日が続き、生育が早めに進んでいる傾向にありますが、病気もなく品質は良好です。
同組合の山崎恵章検査長がネギを手に取り、組合員に見せながら、曲りや病害・傷害の有無、出荷規格の変更点などを説明しました。「葉の間に付いた土をしっかり落とすこと。新鮮な状態で販売するために、箱詰め後は早く出荷しましょう」と出荷時の注意点を呼びかけました。「羽緑」は4月中旬から5月中旬まで出荷を行う予定です。
今年度、同組合では春ネギの生産者が昨年度15人から18人に増え、面積も20㌃増加しました。総勢43人が周年出荷し、年間で1億2820万円の販売を目指します。