JAいしのまきは5月25日、夏期のブドウ栽培講習(計三回)の初回を石巻市小船越の農事組合法人ビックベリーランドのほ場で開催しました。JA管内でブドウを栽培する生産者5人が参加し、ブドウの夏期管理について学びました。
講師に宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班の小林雅文技術次長を招き、花穂の整形、無核化処理(ジベレリン処理)の時期や方法、注意点などを実践しながら指導しました。小林技術次長は「ブドウの生育ステージを見逃さないように。それぞれの畑で適期に処置を行いましょう」と呼びかけました。他にも、芽かきや誘引などの新梢管理を適切に行うよう促しました。

参加者は真剣な表情で、時に質問を交えながら講習を受け「講習会を活かして、栽培技術の向上を目指したい。そして、高品質なブドウを作っていきたい」と話しました。
JAでは、栽培ステージに合わせ夏期と冬期の講習会を開催し、生産者の技術向上及び収穫量の増大を目指しています。