農業への関心と食の大切さを学んでもらおうと、JAいしのまき青年部石巻地区は5月26日、石巻市蛇田の15㌃のほ場で「へび田んぼ」の田植え体験を行いました。石巻市立蛇田小学校の5年生130人に「みやこがねもち」の手植えを指導しました。
毎年恒例の行事でしたが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大を危惧し、5月中旬頃に行う田植えは部員のみで行い、収穫体験を児童と一緒に行いました。田植え体験は2年ぶりの開催となりました。
同地区の小林真之介部長が手植えの手本を示しながらポイントや注意点を説明しました。裸足で田んぼに入った児童たちは「田んぼは冷たいけど、気持ちいい」と話しながら作業を進めました。小林部長は「これから1カ月に1回は田んぼに来て、米ができる過程をしっかりと学んでほしい」と話しました。
同日、石巻市立向陽小学校の5年生にも「みやこがねもち」の田植え体験を行いました。
今後は、児童たちが栽培経過を観察し10月下旬に収穫する予定です。
「へび田んぼ」2年ぶりの田植え/青年部が農業の技を教える
2021.06.01