JAいしのまき青年部矢本地区と女性部矢本地区、笑菜会は5月30日、東松島市五味倉のほ場で昨年新型コロナウイルスの影響で中止となった「わんぱく探検アグリスクール」を2年ぶりに開校しました。10組の親子連れ約40人が参加し、晴れ晴れとした空の下、元気いっぱいに野菜の苗植えなどを行いました。
同地区青年部の菅原修一部長は「土に触れながら農業を体験することで、食・自然・命の大切さを知るきっかけにしてもらいたい」とあいさつしました。東松島市の渥美巖市長も同所を訪れ「食を通じて、親子のコミュニケーションと食への興味・関心を深めてほしい」と開校を祝いました。
およそ8㌃のほ場でマルチシートの設置やサツマイモ「紅あずま」の定植、エダマメの種まきなどを行いました。部員は「しっかり土を被せ、水もたっぷりかけると、立派なサツマイモに育つ」と子供たちにわかりやすい言葉で教えました。女性部員や笑菜会のメンバーとも協力して、子供たちは汗を流しながら笑顔で作業を楽しみました。
保護者は「野菜を育てる過程を通して、子供たちに野菜などを作る大変さや食の大切さを知ってもらいたい」と話しました。
同スクールは農業に触れる・知る・楽しむ機会を設け、食育教育と農業への関心・理解を深めることを目的に取り組んでいます。
今年度は6回の活動を予定しており、次回は6月27日に行う予定です。