JAいしのまきは、子どもたちが食・環境と農業への理解を深めるきっかけ作りを目的に石巻市、東松島市、女川町にある42の小学校に「農業とわたしたちのくらし」と題した教材本1713冊を贈呈しました。
これはJAバンクが平成20年度から食農教育応援事業の一環として全国の小学校高学年を対象に毎年実施。教材本は2月末に各小学校へ直送されています。
松川孝行組合長は6月4日、東松島市教育委員会を訪れ、東松島市長渥美巌氏と同市教育長志小田美弘氏に教材本を手渡しながら「子どもたちに昔と今の農業の違いや、食卓の農畜産物に興味を持ってもらうきっかけにしてほしい」と話しました。
同月1日、橋浦義博専務が石巻市教育委員会を訪れ、宍戸健悦教育長に教材本を手渡しました。
教材本は、生活に欠かせない「食」と「農業」、「環境」と「農業」の密接な関わりや各家庭に食を届けるための流通、農畜産物の全国の産地などをイラストや写真、表を使いながら総合的に学習ができるようわかりやすく解説されています。
JAでは、未来を担う子どもたちの育成を目指した地域貢献活動に積極的に取り組み、地域社会の活性化を図っています。