JAいしのまきさつまいも生産組合は6月8日、石巻市蛇田のほ場で組合員6人がサツマイモ「紅はるか」の苗3500本を定植し、組合設立後2度目のサツマイモ栽培がスタートしました。
組合員らは昨年の約2.3倍の数にあたる苗を1本ずつ丁寧に苗挿し棒などを使って40㎝間隔に植えていきました。また、生育初期の地温の確保や雑草・乾燥の防止のため、マルチを張る作業も同時進行で行われました。
同組合の鈴木貴郎組合長は「無事定植が完了し、好調なスタートをきれた。今後は管理を徹底し、高品質なサツマイモの栽培を目指していく。また、作って終わりではなく、収穫したものを 使って、6次化商品の開発にも取り組んでいきたい」と意欲を見せました。
同組合は、サツマイモ栽培を通じて、地元農業の活性化につなげたいという思いを軸に昨年4月に設立。サツマイモ栽培の振興を図り、6次産業化による農業経営の安定を図ることを目的に掲げています。
今年度は、組合員10人が30㌃で無肥料・無農薬にこだわり栽培し、11月の収穫を目指します。