石巻市立桃生小学校3年生12人は総合的な学習の一環として6月28日、同市桃生町の株式会社入沢ファームを訪れ県内有数の生産を誇る麦の収穫作業を見学しました。同校では、自分たちが住む町にどのような産業や特産品があるか実際に見たり、児童たち自らが調べたりすることで、地元の良さを知ろうと授業で取り組んでいます。
同社の佐々木健浩さんは「大麦の収穫が終わり、小麦の収穫作業が始まった。麦はいろいろな食べも物、飲み物に使われる」と優しく説明しました。児童たちは小麦を手に色や大きさを観察しながら熱心にメモを取って「いろんな機械がある」「おもしろかった」と感想を話しました。
また、学んだことを地図に落とし込み、手作りの「桃生ガイドブック」を作成する予定です。完成したガイドブックは家族や訪問先に配付し、学習の成果を披露することにしています。