JAいしのまきは6月29日、矢本支店で直売所・インショップ出荷者向けHACCP研修会を開き、32人が参加しました。
令和3年6月1日から全ての食品等事業者がHACCPに沿った衛生管理の実施が義務付けられたのを受け、営業許可業種と一部の業種を除き保健所へ届出が必要になります。
講師に石巻保健所環境衛生部の赤間亮太さんを招き、食品衛生法の改正に伴うHACCPの義務化と営業届けについて学び、実際の届出書類を記入するとともに、作成が必要とされる「衛生管理計画」を例示し、日々の実施記録の記入方法を確認しました。
園芸課の渥美良浩課長は「直売所やインショップへ出荷される商品はおいしいだけではなく、安心で信頼できるもの。法の改正などによる必要な手順はJAがサポートし、出荷者自身へも安心して販売できるようにしていきたい」と話します。
今後、出荷者は食品衛生責任者養成講習会を受け、食品衛生責任者となる予定です。