JAいしのまき桃生町かぼちゃ部会が丹精込めて育てた「桃生かぼちゃ」の出荷が7月13日から始まりました。「桃生かぼちゃ」は、JAいしのまき管内で唯一の部会として昭和54年に発足。1本の苗から複数ある実を間引き、たった1つを大切に栽培することで、品質や味、栄養価の高いカボチャを生産しています。
13日、今年度初出荷となるカボチャの現品確認を行いました。集荷場に出荷された約6.7トンのカボチャを部会員が1つずつ大きさや傷の有無など検査しました。
今年は定植時期の4月~5月の気温が低く生育の遅れが心配されましたが、その後は好天に恵まれ雨も少なかったため順調に生育しました。例年より完熟期間が短かったため、より一層味が濃く甘みの強い、ほくほくとしたカボチャに仕上がりました。
齊藤勝夫部会長は「今年も味・品質ともに良好。皆で丁寧に育てたカボチャを味わってほしい」と話します。
同部会は6軒の農家が110アールで「くりこし2号」を栽培。計20トンの出荷を見込み、作業は8月上旬まで続く予定です。