JAいしのまきやもといちご生産組合は8月12日、9月の定植に向けて育苗現地検討会を行いました。組合員7人がほ場7カ所を巡回、育苗の生育状態を確認して、今後の管理方法や対策などを共有しました。
今年は一部のほ場に病害虫が見られましたが、全体的に天候に恵まれ、生育も順調。
講師を務めた石巻普及センターの今野誠技術主幹は「今後炭疽病の発生が予測されるため、徹底した病害防除を行い、発生した場合は早急に取り除き、品質確保に努めていただきたい」と注意を呼び掛けました。
同組合の齋藤大樹組合長は「高品質なイチゴ作りは苗作りから。管理を徹底し、些細な変化に目を配り、今年もおいしいイチゴを出荷していこう」と話しました。
同組合では今年、7人が「とちおとめ」と「紅ほっぺ」を計166㌃で栽培。11月下旬頃から出荷を開始する予定し、今年は数量32万個を目標に掲げています。