JAいしのまきは8月24日、管内6地区の営農センターで農業生産廃棄物(農業用廃プラスチック)の一斉回収を行い、約54㌧を回収しました。
行政とJAでつくる石巻広域圏農業生産資材廃棄物適正処理推進協議会が、環境を守り産地のイメージアップを図ることを目的に毎年8月と3月の2回実施しています。廃棄物の資源再利用のため、塩化ビニール系資材とポリ系プラスチックに分けて回収しました。
桃生地区の桃生農業低温倉庫前では、受付時間の1時間前から廃棄物を積んだ軽トラックが並び、育苗箱やビニールなど営農担当者の誘導で手際よく廃棄物を分別していきました。搬入者は「廃棄物の置場に困っていた。定期的に行ってくれるので助かっている。次回はいつですか」と秋以降に出てくる廃棄物の回収日を確認する搬入者もいました。
集められた廃棄物は、専門の廃棄物処理業者に委託し適切に処分されます。
JAでは、農業用廃プラスチック等は、焼却処分や不法投棄などは法律違反となるため、絶対行わないよう注意を呼び掛けています。