JAいしのまきは9月14日、石巻市高木の石巻東農業倉庫で21年産米の初検査を行いました。「ひとめぼれ」64㌧、「ササニシキ」4㌧の計68㌧が持ち込まれ、整粒歩合や水分量などを検査し、全量1等と格付けしました。
今年はお盆前までは天候にも恵まれ、生育は前進傾向で、8月中旬の低温・寡照の影響が懸念されましたが、未熟米や乳白粒の少ない高品質な「いしのまき米」に仕上がりました。
松川孝行組合長は「米を取り巻く環境は厳しい状況が続いているが、今後も品質確保に努め、高品質で安全・安心な『JAいしのまき米』を出荷していく」とあいさつしました。
新米は全農みやぎを通じて、23日から県内の量販店で販売され、10月には県外でも販売が開始される予定です。
長期化するコロナ禍の影響により消費の落ち込みが著しく、20年産米は大量の持越し在庫が発生。21年産米もコロナ禍により、消費の回復が見込めない状況にあります。JAでは42万5千俵の集荷目標を掲げ、買い入れが始まりました。