JAいしのまき女性部鳴瀬地区は9月28日、東松島市立鳴瀬桜華小学校のほ場で6年生45人と7月に播種したソバの実の摘み取りを行いました。
この取り組みは、同校が総合的な学習の時間に、地域の特産物であるソバ栽培を通じて、地域の農業や特産物への興味や理解を深めてもらおうと9年前から取り組んでいます。
同地区の石森さと子部長は「新しい畑で初めてのソバ栽培でしたが、皆さんの頑張りのおかげで、立派に生育しました。たくさん収穫しましょう」とあいさつしました。
女性部員が摘み取り作業のやり方やコツを説明。説明後、児童たちがほ場に入り、部員の手本を見て、聞いて、マネながらソバの実を摘み取っていきました。始めて見るソバの実に児童は「これがあのそばになるなんて」と驚いていました。
摘み取り作業後に児童は「最初は難しかったけど、徐々に慣れて楽しくできた」「たくさん取れた。早くそばを打って食べたい」と笑顔で感想を話しました。
同校は今年度から新校舎となり、ほ場も新しくなりました。新たなほ場では、ソバの他にサツマイモやエダマメを栽培し、農業に触れる機会を数多く設けています。
11月下旬に児童と一緒に石臼でソバの実をひいてそば粉し、12月上旬にそばを打ち体験を行い、自分たちが育てたソバを味わう予定です。