東松島市役所には9月27日、松川孝行組合長が訪れ、渥美巖市長と同市議会の小野幸男議長に申請書を手渡しました。
松川組合長は「今年度に限らず、コロナ禍による予期せぬ需要の減少で、年々在庫は高止まりになり米価下落・低迷が継続していく懸念があり、とても苦しい状況である。ぜひ、お力添えをお願いしたい」と協力を仰ぎました。
これを受けて渥美市長は「我が市にとっても農業は基幹産業である。大変な状況も承知している。市独自でも持続給付金を設けている。今後もサポートしていきたい」と語りました。
同市はJAの要請を受け、9月30日に開かれた市議会で、国へ意見書を提出することを決定しました。
JAでは、独自の支援対策として今年度、米の消費減退による過剰在庫に対応した生産調整の推進を図るため、新たに飼料米・ホールクロップサイレージの生産を支援する「生産調整拡大支援」を設け、生産者の経営安定に力を入れています。