
JAいしのまきとさつまいも生産組合は合同で管内のJA共済アンパンマンこどもくらぶの会員を対象に「合併20周年特別企画 親子で体験♪サツマイモ収穫」を開き、約40組の親子が参加しました。収穫期を迎えたサツマイモを親子で協力しながら、次々と収穫していきました。
同イベントは、未就学児を持つ若い世代の家族を対象に、収穫体験を通じてJAのファン作りを行い、食と農への関心を持つきっかけ作りとJAのイメージアップを図ることを目的に今年初めて開催されました。
サツマイモは同組合が6月上旬に定植した「紅はるか」で、無肥料・無農薬にこだわり栽培されました。今年は天候に恵まれ、生産者の日々の管理が功を奏し、生育は順調に進み、大きさ・形ともに立派なサツマイモになりました。
参加者は手やスコップなどを使って掘り進め、サツマイモを見つけると歓声が上がりました。土の中から次々と姿を現す大きなサツマイモに子供たちは「こんなに大きいサツマイモ見たことない」「重くて片手で持ちきれない」と収穫したサツマイモに驚いた様子でした。
保護者は「来年もサツマイモの収穫をやってほしい」と次回を期待する声が上がりました。参加者は収穫したサツマイモの入った袋を両手いっぱいに抱え、ほ場を後にしました。
同組合の鈴木貴郎組合長は「自分たちの努力が参加者の笑顔につながってうれしい。参加者から『いしのまきのサツマイモの話題をよく耳にする』という言葉を聞き、胸が熱くなった。これからも、サツマイモ栽培の振興を図り、地域農業の活性化につなげていきたい」と語りました。